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2011年5月26日 (木)

田川紀久雄日記

大阪維新の会が「君が代条例案』を昨日提出した。馬鹿馬鹿しい話だ。強制的に起立斉唱させる法案なんて気が狂っている。日本人は自分の国を誰でも愛している。国を愛することと君が代条例案はまったく別な話だ。これは人間の自由そのものを奪う法案なのだ。橋本徹知事は頭が変になったとしか思えない。天皇制の問題が何も論議されていない。
放射能汚染で川崎は0.07マイクロシーベルトと報告されているが、この報告は高さ地上から18メートルの地点で観測されたものだ。犬ネコや子供の高さで測定すれば、この数倍の測定になるという。未来の起こる損害賠償の問題でこのような測定が行なわれているという。
世の中の景気がますます悪くなってゆく。それは物価の値上がりが始まっているからだ。それと災害地の復興が遅れている。これから梅雨や台風が来る。復興に遅れている場所は早く第二次予算を組んで取り組む必要がある。菅さんはいま消費税値上げの問題をあれこれいうには早すぎる。まずは復興対策が必要である。

2008年2月11日 (月)

日記

地方財政は、どこも苦しい。この度の岩国市長選で米軍機容認の福田良彦氏が当選した。市民の47パーセントが米軍機に反対である。日本人は、どんなことがあっても憲法九条を守らなければならない責任がある。それが本当の世界平和に繋がる道である。政府のアメとムチ政策には腹が立つ。
昨日、漢方を買いに横浜の中華街に出掛けていった。中国では、胃癌に効くといわれている山伏茸を買った。お昼に元町の「三月うさぎ」でカレーライスをたべた。それから急いで家に帰り、『操車場9号』の発送をする。それからテレビでHV特集「鶴沢清治と竹本住太夫の幻の競演」を見る。二人の演奏を聴いて、現代性に欠けているような
気がした。清治さんは団平さんの流れを汲んでいる、そして住太夫は豊竹山城さんの流れを汲む。まったく違った気質である。確かに二人の芸は凄い。でもいま文楽が大衆から忘れかけられている。そこに問題がある。歌舞伎などでは中村勘三郎などが、歌舞伎を現代に蘇らせている。庶民の中に出ていって公演を行っている。それに対して文楽では、守りだけの姿勢しか感じられない。ここに二人の演奏を見て大きな問題を感じてしまう。それに演奏を聴いてもそれほど感動が味わえなかった。渡辺保さんなら何と言っただろう。
詩人の語りにも、やはり現代性を感じさせなければならない。詩が現代に受け入れられないのも、この現代性が希薄しているせいではなかろうか。声を出すことを忘れて、詩を書いている。もっと庶民を巻き込む運動をしていかねばならない。