田川紀久雄詩語り日記
詩語りの上達はテキストを大聲で語るしかない。しれも毎日何度も行う。だからと言ってライブでうまくいくとは限らない。詩を語る場合、聲に感情を持ち込んではならない。聲そのものに命を植え付けることである。だからこそ精進が必要なのだ。これが他の芸能と異なる点である。これを魂の聲という。詩の世界では飯が食べてはいけない。いくら精進をしてもほとんど報われることはない。それをあえて行う。これが本物の詩語りである。
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