田川紀久雄詩語り日記
録音の自分の聲を聴くことを嫌がる人が多い。芸能人でも自分のビデオを見たくないという人もいる。私の初めのころは聴くのがつらかった。でもCDの録音をとることによって、いろいろと勉強をさせてもらっている。詩人の聲ではお客が集まらないので、自分の聲がどのようにお客に伝わているのかわからない。否応なくCDを聴かざるを得ない。芸とはおきゃうによって成長するものだが、詩の朗読の世界では、そのようなことは期待ができない。最後は自分の聲を聴いていく以外にはない。寂しい世界である。
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