田川紀久雄詩語り日記
文楽の人形の足だけでも6年から10年は修行を要する。その間に義太夫のセリフを覚える。昔は下駄でたたかれることもあった。今ではそのようなことはない。本当の芸人が生まれるとは思えない。ただ伝統芸能の保存のためであるならば、それほどの意味はない。詩の朗読も社会とかかわる場所がなければ、それも意味がないといえる。ある詩人は幼稚園で子供たちに詩の聲を教えている。これはすごいことだ。私もガン患者の前で詩人の聲をうちこんでみたい。
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