田川紀久雄詩語り
『生命の尊厳』の校正を行う。語るたびに直す箇所がでてくる。まだまだうまく語ることができない。不器用な私はひたすら語りこむことで「詩人の聲」で語ることができる。毎月新しい詩集を語りこんでいる。これはとても苦労をする。聴きやすいテキストを作る。テキストの土台があるから毎月新しいCDを作成できる。80歳を超えているから同じ作品を語ることができない。これは困難な闘いでもある。この闘争心が末期ガンを克服できる役目を果たしてくれた。
わが国には吟遊詩人が存在していない。ウクライナでも多くの吟遊詩人が殺された。ソ連時代郷土を歌うことは禁じられていた。いまウクライナの詩人はどのような詩をかいているのだろう。平和な日本で反戦歌を書いても重みがない。ただの言葉遊びになってしまう。避難してきた人たちを心をもって迎えるしかできない。
いまJFEの猫の保護活動に協力をしたいのだが、CDがうれないので、それも思うようにはいかない。何もできない自分が心苦しい。投げ銭でもよいから詩語りが行える場所があったら教えてください。
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