田川紀久雄詩語り日記
今日午後7時よりライブを行う。平和を祈り詩語りを行いたい。詩語りはある意味での神事である。ひたすら語り祈るしか何もできない。それにてつしていくしかない。東日本大震災の時もひたすら鎮魂歌を語り続けてきた。これはCDとして遺せることができた。詩語りはまだ芸能としては認知されていないが、私としては芸能として語っている。
仏法でいう悟りというものは、定まった世界を目指しているものではない。揺れ動く心はあくまでも自然なものである。その自然を落ち着いた気持で見つめることが悟りの世界である。空襲を経験した人間にはウクライナのことは辛い。アメリカが広島・長崎に原爆を落としたことには許せない。だからこそ平和を強く願う。今の私は誰も憎むことはない。平和だけを願うだけだ。そのために詩語りを行い続けていたい。今の日本人が私の詩語りを無視していても何とも思わない。まだ未熟な人間だと思うだけだ。そのことによってより自己を深く見つめられる。感謝しかない。
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