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2018年12月20日 (木)

田川紀久雄日記

氷見敦子の作品の問い合わせがあったが、詩誌「漉林」の在庫はもうない。部屋が狭いのでほとんど処分してしまった。私の詩集の大半は処分をした。
いまはその空いた場所に猫がいる。私の世代の詩人たちもどうしたら自分の作品を遺せるか迷っている。なくなれば家族すべてが処分してしまうだろう。家族にとって詩などまったく余分なものなのだ。詩人・画家の亀岡さんのように家族が絵や詩集の全集を作ることなどまれなことだ。でも最後は忘れられて行ってしまう。図書館に寄贈しても詩集などは処分されてしまう。この世に名が残るのはある意味で奇蹟なことだ。世に残したいなどと考えないことだ。今を懸命に生きることが大切である。生きているうちが花である。

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