田川紀久雄日記
今年は上野芳久詩集と崔龍源詩集が記憶に残った。上手い詩集はいくらでもあるが、うまいからどうしたというものでもない。書かねばならないという強烈なものが作品に秘めていないと感動は湧き上がらない。
今年は他者の朗読を一度も聴く機会がなかった。あまり歩けないので外出が出来なかったからである。今本当に聴きたい詩人の聲がいないせいもある。
今年は20冊近くの詩集を上梓してきたが、ほとんど評価されることがなかった。それは私が詩人の数人にしか送っていないこともある。
今年はいろいろとありがとうございました。
そうそう一番の出来事は我家に猫が飛び込んできたことである。世界の平和は、猫が日向ぼっこしていられることである。来年こそ平和な年でありたい。
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