田川紀久雄日記
CDで「赤ひげ」を観る。ほとんど忘れていた。病気には身体の病気と心の病がある。この両方を治療できることが人間として求められている。大きな病院だと患者が多くて患者を診るのが三分程度だ。これではただ患者をパソコンの画面を見て話をしているだけで終わる。街に小さな病院がほとんどなくなっている。患者を人間として見ることができていない。そこで詩は心の救済を描いていかねばならない。現代詩はこの心の問題が自己的で大きな輪を産み出すことが出来ないでいる。生きる希望とか讃歌を求めて行くことが求められている。そしてそれを人前で語っていかねばならない。そろそろ私も動き出さねばならないのだろう。吟遊詩人であることを忘れてはならない。
詩誌受贈「詩的現代・24号」
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