田川紀久雄日記
今日詩集『青空の下で』が届く予定だ。言の葉こころを見つめることで私はここまで生きてこれた。人生の苦難を乗り越えてきたのも詩があったからである。いや詩ではないかもしれないが、詩という形を借りて人生のひかりに向けて活きて行ける。
私は幼少時代うまく話せなかった。その苦しみがなかったら詩語りなど行うことはなかっただろう。詩語りを行うことは生きたいという強い願いから生まれてきた。そして語れるに堪える聲を身に着けた。人は努力すれば無限な可能性を秘めている。その世界が小さなものであっても素晴らしいことである。詩というものは無限な豊かさを持っている。私の詩集は生きることとは何かを描き出している。そして妹が願っていた「みんなの幸せ」を求めて詩の葉を深めてゆきたい。そのためには素朴で無垢でありたいものだ。
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