田川紀久雄日記
身体がこの陽気についていけない。朝起きるのがしんどく感じられる。リハビリに行くにも面倒な気がしてくる。これが五月病なのだろうか?
世界全体が幸せに向かっているのだろうか。いや貧富の差がますます広がっているゆな気がする。世界のいたるところでは小さな闘いが繰り広げられている。少数民族は人権が無視されて貧しい生活に追いやられている。やはり世界がいたるところで病んでいるとしか言いようがない。シリアからの難民が船が沈没して多くの人たちがなくなったと新聞の記事を見るたびに悲しくなってくる。同じ人間がなぜ苦しまなければならないのかと思うだけで怒りを覚える。国連も思うように機能していない。しかし懸命に何とかしようとしている人たちがいることも事実だ。そのような人たちに私たちは励まされているのだろう。そのためにも身近な隣人に対して優しさのまなざしをもって生きて行かねばならない。
詩誌受贈『鹿・143号』
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