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2016年5月27日 (金)

田川紀久雄日記

井の頭公園のゾウのはな子が六九歳で亡くなった。飼育員の人と知り合いで、ゾウの糞からハガキを作っていた。なんだか寂しい気分になった。
浜川崎の猫たちはいなくなってしまった。猫嫌いの人が嫌がらせをするからだろう。野良猫と付き合いことはなかなか難しい。保育園でも子供の聲がうるさいから建設反対になる時代だ。
しかし原発再稼働は住民が反対しても国の力で再稼働が進められていく。本当はもう必要がないのに進められていくのは不思議だ。南海トラフの危険がいわれているが、その周辺にある原発の再稼働はあまりにも危険すぎる。川内原発や伊方原発はあまりにも危険な場所に存在している。
詩語りの叫びは、いのちの叫びでもある。ぬるまゆに浸っている人たちにはこの叫びには無関心だ。でも吟遊詩人となって語り続けなければならない。詩人の世界からも相手にされない朗読の世界は、詩は滅んだとしか言いようがない状況だ。ほんの一部の愛好家しかいない世界はやはり異常としか言えないのではなかろうか。

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