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2016年3月31日 (木)

田川紀久雄日記

正月が終わったと思ったら、もう明日は四月だ。桜も満開に近いという。今年も相棒と桜を見に出かけられない。
詩を一生懸命に書こうとしていると、なぜか温かみのある詩が生まれてこない。詩は書くものではない。詩はその人の内面から生まれて来るもの。内面性を深く掘り下げる作業が求められる。これは詩の朗読でもいえる。一語一語に血を通わせることをしていかなければ、人は感動をしない。いまある人の詩を公園で語っているが、それを人の心に熱く感じるように言葉を掘り下げている。他人の詩を語ることも、楽しいものにしてゆきたい。そのためにも、詩というものはつねに愛を求めている世界でありたい。
このところ夕方になると足がむくんで座っているのも辛くなる。運動をしなければと思いながらもなにもしていない。何とかして歩けるように頑張ってゆきたい。

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