田川紀久雄日記
Sさんの仕事がやっと終わった。これでまた詩をどんどん書き続けて行ける。私は月に二〇編ほど書いている。一ヶ月ほどで詩集の分量になってしまう。語ってみると約一時間ほどである。詩集の文字も大きめに印刷してある、まさに語りのための詩集になっている。
『届く聲を求めて』の第一回の校正が終わる。あとは語りながら校正を行う。それでも詩集が出来上がってくるとまだ誤字が見つかる。ライブの時はテキストと違った語りをする時もあるからいつまでも未完の詩集ともいえる。私はあまり気にしないたちである。ときどき読者から非難の言葉を受け取ることもある。お叱りをありがたいと思う。
アメリカの大統領予備選でも貧者たちの聲が選挙に大きく影響している。これはあまりにも貧富の差が拡大しているからだ。日本も同じような社会構造になりつつある。安倍総理は現実の社会を見ないで数字に表れてくるデーターだけに頼っている。福島原発の実情をまったく受け入れることがない。こんな政治家が原発再稼働を推し進めるのだから安全神話を繰り返すだけだ。事故をおきても責任逃れするだけだ。ああ、悲しい時代になってゆく。
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