田川紀久雄日記
詩語りの最終目標は一語一語に心をこめて語ることである。もう聲を撃つことはそれほど必要はない。
いま毎日『患者のための詩語りテキスト』を語り込んでいる。これは私が末期ガンを宣告されてから数ヶ月以内で書いた詩だ。どうして私が末期ガンを克服してきたかを描いた心の世界である。『見果てぬ夢・三部作』をガン患者に語ってみたい。きっと何かの役に立つのではないかと思う。末期ガンと宣告されてもいまなお生きている人たちがいる。その中の一人として語ってゆくことも必要なのである。この仕事はボランティア活動をとしてゆきたい。お呼びいただければどこにでも行きたい。そのためにも今は早く少しでも歩けるように努力をしている。詩語りは社会貢献が出来なければ何の意味もない。詩人たちに向かってもう語ることもないだろう。生きているいのちの素晴らしさをかたりたい。そしてレクイエムも語り続けていたい。ぜひひとりでも多くの人にCDを聴いていただきたいと思っている。定価は千五百円です。メールでも受け付けています。
詩誌受贈『榛名団・16号』
詩集受贈『佐相憲一詩集・森の波音』『近藤麻耶詩集・可視光線透過率』
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