田川紀久雄日記
ここ二日ばかりつまらない詩を書いてしまった。それは愚痴っぽい詩だ。詩の本質は愚痴も大切な要素なのかもしれない。そこに人間性が感じられれば良しとするしかない。所詮詩というものは自分が生き抜くための方便なのだろう。
国会で国民の苦しいを訴えても、ほとんと無視してしまう安倍政権下では聴いていても虚しい。安倍政権には個々の人間の苦しみなど無関心なのである。政治の原点を失いかけている。詩は個人の問題を最優先する。そういう意味では詩というものは存在価値がある。政治と相反するのが詩の世界でもある。詩人は政治には負けたくはない。だからこそ詩は語っていかねばならないのだ。
詩誌受贈『ココア共和国・17号』『Lyric Jungle・18号』『叢生・197号』
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