田川紀久雄日記
ここ数日悪夢にうなされている。夢とはいったい何なのだろう。朝起きると頭が痛い。
この地球上では困窮にあえいでいる人たちが多い。いまの私たちの生活はある意味で異常なのではなかろうか。戦後生きてきた私にも、いまの貧しさは貧しさという範疇には入らない。戦後の上野駅周辺では親のいない子供たちであふれていた。そして庶民は一生懸命に働いていまの社会までこぎつけてきた。でも本当に幸せになったかというとそうでもない。心があまりにも貧しくなってしまった。行政の手が届かない不幸な人たちがまだ沢山いる。このことはとても悲しい。そして差別が出来ている。社員と非正規社員との格差。相棒のようにアルバイトだと社員と同じ仕事をしても収入が何倍も低い、そしてボーナスもでない。まるで奴隷のように扱われている。収入の増額といってもアルバイトまでは広がらない。貧富の差がどんどん広がってゆく。自己責任といわれても困る。
詩人だからせめて生きる歓びを書きたいものだ。どうしたら書けるのだろうか。
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