田川紀久雄日記
今日は大寒。旧暦では12月1日である。本当に寒い。といっても東京では雪が降らないだけ助かる。北海道や北陸では例年の倍の雪が降ったという。
読書の知識は、本当の知識とは言えない。大切なことは経験と体験を積み重ねた思考である。詩を掘り下げていくにもこの経験と体験が重要になってくる。道元の只管打座も実践が伴わなければ何の意味もない。いくら『正法眼蔵』を読んでも自分の道は深まらない。『耕す』という詩もそのことを書いた。(たぶの木・15号)
私のいまの詩はどうして詩語りを深めていくしか書いていない。詩語りを通して世の中を見ていく。詩人たちの朗読も単に聲を出しているだけでは駄目である。聲の思想を掘り下げていく努力をしなくてはならない。そのためにも新しい詩を書き、それを聲で見つめることが求められている。つねに今に生き、今に徹することが大切なことだ。
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