田川紀久雄日記
同じテーマを繰り返し書くことで詩の深みへと降りてゆきたい。いつも優れた詩が書けるわけではない。詩語りでも何度も繰り返し語ることで詩の味が生まれてくると同じことだと思う。表現とはいつも新しいものを書くというよりも、作品の質と深みを目指すべきである。
今日阪神・淡路大震災の日である。鎮魂の語りを公園で行う。聴き手は亡くなっていった魂たちにである。私の詩語りはだんだん鎮魂のための語りになっている。
昨年は「たぶの木」でみんなが集まって会うことがなかった。私としては寂しい気持ちである。今年は何とかして会いたいものだ。
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