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2014年12月10日 (水)

田川紀久雄日記

午前中に病院に行く。
だんだん本格的な冬がやってくる。下着に極暖というものがあるので、昔から比べると寒さ対策も楽になった。でもこれを作っている外国の人たちの賃金がいかに安いかということを忘れてはならない。安倍さんは景気が良くなったというが、地方を見ればシャッター商店街と同じように財政がどこも苦しい。病院もない地域もある。利益主義の世の中ではますます格差が広がってゆく。川崎では私の住む地区に総合病院が三つも四つもある。臨海工業都市の中心が川崎だからかもしれない。大企業の下には零細企業が無数にある。この零細企業が日本を支えているのに、賃金はまったく上がらない。いや倒産していく企業すらある。どこまでいって不平等な世の中である。副総理の麻生さんは上に立つものが馬鹿か阿呆だといっている。今の政府は救いようがない。それでも今度の選挙は自民党の勝利で終わるのだろうか。寒い冬の時代がそこまで来ている。

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