田川紀久雄日記
何の世界でも一生懸命に行なえば、迷いが生じるものである。その期間が三年も五年も続く人もいる。そこで放り投げてしまう人もいるだろう。私も詩語りで最近迷い続けてきた。そのことを詩にして書いても来た。迷いが起こるから進歩するともいえる。迷うことによってよりいっそう精進する心が大切であることを知った。この迷いからそろそろ抜け出しそうな気がしている。私は道元の正法眼蔵によってこの迷いを耐えぬいて来たともいえる。迷うにはやはりその修行を何十年してからではないと本当の迷いではない。
詩集『新たなる旅立ち』が出来上がるのは今週末になる。発行日が来年の一月だから送るのは今月の下旬でよい。
今年も年賀状は出さない。というより妹の死により喪中であるから誰にも出せない。
永井ますみさんのインターネットで『遠ざかる風景』の詩作品を紹介して頂いた。感謝。
詩誌受贈『リヴィエール・137号』
詩集受贈『葵生川玲詩集・マー君がまけた日』
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