田川紀久雄日記
人の作品を読んでいてもそれほど共感しなくなっている。これは齢のせいなのだろうか。でも古典などを読むとやはりいいなと思う。これは感性だけのことではない。人間存在の稀薄さからくるのかもしれない。経験の質が薄いということなんだろう。詩というものは頭で書いていても経験の深さがないとどうしても説得力がなくなる。ここに詩の面白さが秘められている。といって経験がいくら深くても書けない人もいる。他者に共鳴を与えることは難しいものだ。それは詩語りにも言えることだ。それにまず努力しかない。
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