田川紀久雄日記
稲葉真弓さんが亡くなった。すい臓がんである。六四才は早すぎた。かつて銀座のケルビームに出入りしていた。私たちの詩語りも二、三度聴いていただいた。そして『詩人の聲』にも参加していた。
やっと八月が終わった。ここ一週間ばかり涼しく過ごせた。詩語りでも語りやすい詩集とそうではないのがある。語りにくいものでもそれを語れるように努力することも勉強になる。辛抱強く精進していく以外にはない。詩を書くときは語りのために書いてはない。書きたいように自由に書いている。詩は何かのために書くようではつまらないものになってしまう。語りづらいのもあって当然なことである。昨日も詩が一篇書けた。九月中には詩集として纏まる予定だ。
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