田川紀久雄日記
昨日Sさんから詩集に対してのハガキをいただいた。「他者を見、世界を見るという作業をを続けていただけたらと願わずに入られません。」とお説教をいただいた。私は社会性のある詩を書いてきたと思っている。この詩人は本当に私の詩集を読んでいるのかと疑問を感じた。この詩人は「潮流詩派」の同人であるが、何を考えている詩人なのかわからない。
他者の詩を理解することは難しい。詩で何を書いたかではなく、何を書こうとしているのが見えてこないと詩にはならない。詩は観念で書くものではない。あくまで心と向き合ってものでなくてはならない。詩は眼で読むだけではわからないこともある。聲を出して語ってみると見えなかったものが見えてくることがある。詩の持つリズムがわかる。それは心臓の鼓動でもある。ここ数日、大聲で語るというよりも、心で語ることを試みている。いまとても外は暑いので二〇分ほどしか稽古ができない。言葉の響きを大切にしてゆきたい。毎日精進することによって、前に進むことができる。
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