田川紀久雄日記
物価の値上がりで生活はどんどん苦しくなる。アルバイトや零細企業では昇給が望めない。アベノミクスでは庶民生活がどうにもならなくなっている。この先のことを考えると不安だらけだ。
Y詩誌が送られてきた。その後記でT市は「戦争も原爆も災害も、嘘っぽくとも偽善的に感じられようとも、書かないより書いた方がましだ。」と書かれてある。「嘘っぽくとも偽善的」なぜ彼ははじめからそのように思うのか。かつて彼に詩集を送って、被災や原発を書いたことで批判された。いや罵倒された感じであった。書いた本人は忘れているが、書かれた私は彼の人間性を信じないことにした。私は末期ガンを宣告された人間だ。いのちに関しては嘘っぽく書けるはずがない。真剣に祈りの気持ち書いてきた。それを頭から非難されては彼に詩誌や詩集を送ることが出来なくなった。詩としてダメならそれはそれでしかたがないとあきらめる。
私はいろいろと詩人から批判を受ける。それはあまりにも次から次へと詩集を上梓するからかもしれない。私はいま詩人たちの言葉をあまり信用しないようになっている。
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