田川紀久雄日記
今日は、3・11である。東北大震災から三年目である。昨日安倍首相の記者会見が行われた。私が考えている大震災に対するあまりにも違いすぎる。国民の殆どが復興がなされていないと考えている。復興庁すら何も機能が果たせていない。理想ばかり言っても、現実には殆どなされていない。
政府は、被災者の心さえ支えてくれなかった。いまだに行方不明の身内を探し続けている人もいる。死者たちのことを思えば人災だといえる。大川小学校はまさにそうである。
昨日は東京大空襲であった。十万人の死者が出た。その一人ひとりにはどのような生活があったのか。なぜ早く終戦を迎えられなかったのか。軍人が威張り散らして国民は何も言えなかった。今の安倍政権を見ていると、この日本は戦前の国家体制に戻りつつあるかのように感じられる。
私はガンと闘いながら、いのちの尊さをこの世の中に訴え続けていかねばならない。そして人の心を豊かにできる詩を書きたいと願う。
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