田川紀久雄日記
いま私たちが豊かな生活を送っているのも、アジア地域の安い労働力である。いまこの問題が世界的に話題になっている。ようは企業の問題なのだが、平和ということはその影で誰かが犠牲になっていることなのである。正社員の給料やボーナスが良いのは非社員が多く雇っているからである。労働組合はこのアルバイトや非社員に対しては冷たい。まるで宗教のように、その中の入らない人には手を貸してくれない。このような日本のいまの企業の構造では、日本そのものが貧しい国に落ち込んでしまうだろう。アベノミクスではこの貧富の差がどんどん増していくだけだ。
詩集を出すたびにミスがある。パソコンが化ける現象からなのだろうか。そのようなことを出た後に気にしても始まらない。要は語りのテキストが増えていくことが大事なのだ。
明日横浜市立病院に行かねばならない。あと一ヶ月といわれても半年も生きている。妹のことを思うと日々つらい思いで生きている。
詩誌受贈『電電・5号』
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