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2014年1月16日 (木)

田川紀久雄日記

将来の生活がとても不安だ。そのことを考えると欝になる。詩語りでは食べられないが、いま私ができることはこの道しかない。どんな小さな針の穴であったとしても、それを通さない以上先がない。この困難な道は私しかできるものはいない。
私はお金を払ってまで詩語りはしたくない。これは自分が生きるための仕事だと思っている。
未知の世界を切り開く人は想像を絶する困難な生き方をする。この困難こそが人間を成長させる鍵でもある。絶望の階段を登ることが出来れば、新しい世界が開かれてくるものだろう。
もうすぐ詩集『遠ざかる風景』も出来上がってくる。今私の詩集も質が少しづつ良くなってきている。それは自作詩をなんども語っているからだ。詩集は上梓して終わるのではなく、上梓したところから始まるのである。多分詩人でも自分の詩集を何百回と読んだことなどないだろう。上梓してそれを送って終わるのが普通である。何のために詩集を上梓するのか。ただ人に読んでもらいたいためなのか? よく解らない。そうではあるまい。自分が成長するためにあるのではないのか。夏までには『詩語り論・聲を求めて』を上梓したいものだ。そのためにも詩集をできれば買っていただきたいものだ。

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