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2013年12月10日 (火)

田川紀久雄日記

昨日安倍首相の演説は欺瞞だらけ。それに対し野党は相変わらず内紛闘争に明け暮れている。本当の平和国家を生み出すにはまだまだ遠い道のりだ。
今月一篇の詩が書けた。『いのちの聲を語る』これは妹のことといのちとを結びつけて書いた。語ることの中で妹のいのちと一緒になっていく。
いま詩を読んでいてもそこに人間の存在を感じなくなっている。言葉が軽いのだ。自己を書いているのだが、その自己が外部との戦いを感じさせてくれない。優れた文学には、ちゃんと人間の存在をあり方を示している。詩を上手く書いていてもつねに物足りなさを感じてしまう。つまり言葉遊びに終わっている詩が多い。存在の厚みを感じさせないと文学は成り立たないのではと思ってしまう。

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