田川紀久雄日記
操車場79号の発送が終わる。あとは「たぶの木」だけだ。
聲というものは日々の精進が大切である。この毎日の精進というものが楽しいものでなければ長続きが続きはしない。なにごとにも目標を持って生きていないと途中で挫折をしてしまう。目標と高ければ高いほど良い。といって自分に出来ない目標は意味がんない。本居宣長の『宇比山踏』を読めば学問の仕方が書かれている。どの世界にもそれなりの『道』がある。詩人の場合ほとんど聲というものが出来ていない。まず最初は聲を出してゆくことを行なうのでべきである。ちゃんと聲が出始めてきたらテキストに向かって思う切って語りかけることだ。そのことが十年毎日続けられば、もう何も心配はない。
来年三冊詩集を上梓したい。その準備もできている。あとは印刷代を何とかしてゆきたい。聲を鍛えるにも常に新しい詩集を上梓してゆくことも大切な要因だ。そのことで聲もつねに新鮮な気持ちが維持できるからだ。
詩誌受贈『詩的現代・7号』
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