田川紀久雄日記
『詩と思想』が届いた。詩では『永遠のいのち』が掲載されている。そして『いのちのひかり』をおしだとしこさんが優しい心で紹介してくれていた。詩と思想の編集部に感謝したい。つねに感謝の気持ちでいきていたい。
ある人のことばで「生きているうちに忘られたら死後はなおさら誰にも思い出されない」といった。でも詩人の作品は生前より死後に時間の中で決まってゆくものだ。生前いくら知名度があっても、なくなった瞬間に忘れ去られていく人が圧倒的に多い。大切なのは世の中に関係がなくコツコツと自分の仕事に打ち込んでいることが必要なのだ。いのちをどれだけ掘り下げていけるか、私にはそのことだけを求めて生きている。私よりもっと優れた仕事をしてる詩人もたくさんいる。そのことが励みになっている。いま「たぶの木」を通していのちとかかわっている詩人達と交流していきたい。
今年も多くの詩誌や詩集が送られてきたが、そのほとんどにお礼状も書かなかった。最近私と同じテーマで書いている詩集が送られてくるようになった。人は一人で生きているのではないとつくづく感じる。あとはどこかで詩語りに呼んでくれる方が出てこないかと思うだけだ。
長谷川忍さんからカンパを頂いた。これで正月を無事に過せそうだ。感謝。
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