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2013年12月23日 (月)

田川紀久雄日記

昨日の女子フィギュアは見ごたえがあった。テレビで安心してみていられるのはスポーツしかない。九十パーセントがどうしょうにもならない番組ばかりだ。
自民党は秘密法案反対報道に対して反論文書を寄せている。まったく国民の聲を聴く姿勢がない。哀しみが深まるばかりだ。
詩人の仕事は哀しみをうたうことで哀しみを癒すことではないのだろうか。哀しみはその人だけではなく、多くの人たちが同じ哀しみを体験していることを伝えることによって、哀しみを越えられる癒しを与えられる。来年に上梓する詩集に『哀しみを越えて』というものがある。そしてその次が『復活』である。いま私は一歩づつ作品が深まっていることを実感している。詩集を上梓するにもお金がかかる。何とかして詩語りの仕事が入らないものか。そのためには感動を与えられる詩語りを目指して生きていたい。人に感動を伝えるということは、人の何十倍も努力をしなければならない。そして人の何十倍も哀しみを味わなければならない。その中からしか感動という言葉は生まれてこないものだ。いつの日にかお客様の前に立てることを願って日々精進している。

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