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2013年12月21日 (土)

田川紀久雄日記

だんだん寒さが厳しくなってきている。といっても東京はまだ暖かいほうなのだろう。衣類も優れたものが出回っている。暖房費節約の為にユニクロで下着類を買った。千円以内で買えるのは有り難い。
東電は福島原発の補償費を国民に押し付けてくる。そのうえに柏崎原発の再開を要請してる。一日も早く電気の自由化をしてもらいたい。福島は原発汚染物の倉庫になってしまう。ここに住んでいた人達の心はどんなに辛いものか、想像しただけでも怒りが湧いてくる。身体の状態が悪い私は行動的には何もできない。
書くという行為の中でしか詩人はできない。「たぶの木・9号」で高畑耕治さんの『ひなの星』は死について書かれているがとても美しい詩だ。彼は精力的に長編詩を「たぶの木」に載せている。ぜひ高畑さんのブログから「たぶの木」を検索していただければ読めます。彼が活字にしているのはいま「たぶの木」だけです。今の私は心に響いて来る詩しか興味がなくなっている。人の心に問いかけてくるのが心を温めてくれる。『操車場』でも上野芳久や冨上芳秀さんが失った人に対して詩と向きあっいる。私は彼らの詩から勇気を貰っている。詩人は詩を通じて今と闘っていきている。詩は美しい湧き水の泉でありたいと願う。

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