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2013年12月17日 (火)

田川紀久雄日記

詩が死になってしまったのだろうか。詩人はいのちのエネルギーを爆発させる必要がある。まず詩が詩人以外に読まれる詩を書くことだと思う。東日本大震災や秘密法案などに負けない人の幸せを求める詩が溢れてくれば良いのだが。詩誌を送ってもらっても、本当に心を揺り動かす詩が少ない。詩人にはまだ絶望が足らないらしい。
景気がいくらか回復したというが、零細企業では、ますます経営が悪化しているという。回復したといっても消費税が上がった後は、消費は冷え込む。来年は世界経済も伸び悩んでいくだろう。それなのに防衛費が増えてゆく。アベノミクスには無理がある。世の中は矛盾だらけの社会になる。消費税が上がっても少しも福祉は良くならない。もっと消費税を上げなくてはと政府は言い出すだろう。そのためには原発も再稼動を・・・。世の中は狂って来る。そのためにも詩人の仕事は大切になってくる。人々の心に灯火を照らす詩がもとめられてくる。生きる勇気を与えられる詩がどれだけ書けるのだろうか。

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