田川紀久雄日記
今日は川崎詩人会の忘年会だ。一年は早いものである。いかに一日一日が大切であるか考えさせられる。私は今年も詩集を三冊上梓するこいとができた。生活を切りつめたりカンパなどで生きてこられた。今年の八月からは妹の病で心配しどうしであった。
東日本は大雪だそうだ。寒さに弱い私なら生きてゆけそうにない。まず燃料費で生活が出来なくなる。それにあの寒さでは欝になってしまうだろう。生きている条件によってその人の人生観も異なってくる。詩などを読んでいても、その人の幼少年時期の傷を引きずっていきている詩人が多い。私もそうであるが、一度味わった傷というものは消えないものだ。隠そうと思っても隠せない。
今年残念なことは何処からも詩語りの誘いがなかったことだ。しかし毎日欠かさず語りの精進が出来たことはそれなりに嬉しかった。聲は生きている。だから一日一日が大切なのだ。本当に人の心に届く語りを目指して来年も生きていたい。
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