田川紀久雄日記
身体の調子が悪い。これは季節の変わり目だからではない。早い話が齢のせいであろう。いまの生活から出口が見出せない。
いま私は本物の詩語りを目指して精進をしている。精進をすればするほど難しさがわかってくる。詩というものは意味が摑めないところもある。そこをどのようにして乗り越えていけるのか。全体の流れの中で語ってゆくしかない。どんな仕事でもその道のプロになることは大変なことである。そのうえに日本には職人技という世界がある。芸事なら芸人になるということだ。生半可なことでは芸人にはなれない。人間的にはどうしょうもないが、芸をやらせたら日本一だという人が以前にはいた。もうそのような人達もほとんどいなくなった。いまのテレビのタレントたちはあまりにも酷い。
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