無料ブログはココログ

« 田川紀久雄日記 | トップページ | 田川紀久雄日記 »

2013年9月21日 (土)

田川紀久雄日記

今日宮澤賢治の没後80年。いま宮澤賢治はどのように読まれているのだろう。一般的には「雨ニモマケズ」的な印象ではなかろうか。それは敗北者の思想なのだ。私も見果てぬ夢を追いかけている。それは私たちの詩語りが世に受け入れられる夢である。でも消極的な生き方ではない。つねに夢に向かって闘っている。努力家でもある。多分今の詩人の中では一番詩語りに研鑽しているのではなかろうか。詩人の世界は仲間同士の狭い世界で成立している。朗読には詩人の知名度など無関係なのだ。といっても詩人達は無名な人など相手にはしてくれない。それでも黙々と自分の生き方を求めていくのが本物の詩人の姿である。
やっと『季節めぐり』を書き上げた。もうすぐ一冊にまとめられる分量になる。今年中にはもう一冊詩集を上梓したい。本の小部数でよい。謹呈する詩人もあまりいない。自分の思い出として残しておきたいだけになっている。できればそれらの詩集を語っていけたらと思うだけだ。今日公園で宮沢賢治の詩を語ろう。生誕百年のときは花巻に行って碑のある場所で相棒と語った。

« 田川紀久雄日記 | トップページ | 田川紀久雄日記 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 田川紀久雄日記:

« 田川紀久雄日記 | トップページ | 田川紀久雄日記 »