田川紀久雄日記
自民党の圧勝で参議院選挙が終わった。原発や憲法改正が進んで行くだろう。国民は眼の前の生活が楽になることしか考えていない。だから生活者という。これを否定することはできない。この生活者の気持ちを上手く摑んだ党が政治に勝つ。戦前の人になぜ戦争は止められなかったかと問うても意味がない。いまの人達もまったく戦前の人達と変わりがない。共産党が躍進したのもある意味では頷ける。私も共産党に入れたぐらいだから。
私は世の中がどう変っても自分の生き方は変らない。原発と憲法改正には断固反対してゆく。いのちの尊さを訴えていくのが私の仕事なのだから。『いのちのひかり』を上梓しても反応がまったくない。いつものことである。虚しさを感じながら、前に向けて生きていくしかない。数人からお手紙を頂いたことに感謝する。
詩集受贈『高橋馨著・人を訪ねる』
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