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2013年7月20日 (土)

田川紀久雄日記

メールに外国から入っているが、私には読めないので困ってしまう。インターネットは世界に交信しているのだと実感する。
明日参議院選挙であるが、自民党が大勝利すればこの日本はまた暗黒の時代に突入する。かつて「暗黒日記」という本がある。小説「安曇野」の中に出てくる。古本屋で手に入れたのだが、どこに行ってのか見当たらない。
東電は幹部に一時金を支払っているが、原発事故で大変な苦しみを味わっている人達に対して問題がある。
未来のことを思うと眠れない日が続く。いや私個人にしても明日がまったくない。詩集など上梓しているが、海で溺れる人のようにただもがいているだけのことだ。現実は溺れる寸前の状態である。年金もない私は相棒の背中につかまってなんとか生きていられる。相棒もパートなので、この物価高では生活が苦しくなるばかりだ。その中で詩集を出すことは並々ならない。できるだけ切りつめられるところは切りつめている。どこまで詩人としてこの世の中と闘って生きていられるのか自分でもわからない。末期ガン宣告を受けた一人の人間がどう生きてゆくかの記録も必要なのかと思う。皆様の温かに励ましのお陰で生きていられる。だから頑張って生きていかねばならない。

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