田川紀久雄日記
多くの人は、人に誉められることを期待している。それは批判されるよりは気持ちがいいからだ。でもこれ、ちょっと可笑しいと思わないかな。批判されると今の人達は直ぐにキレちゃう。これは心が貧弱になっている証拠なのだ。僕だって心が小さいから批判されるのは好きじゃない。でも本当のことを言ってくれる友は嬉しいものだよ。
昔は同人同士が喫茶店でよく論争を行なっていたものだ。いま喫茶店でこのような風景を見かけない。私が二十代のころはみんな熱があったものだ。詩誌だって三号雑誌が多かった。いまもう私は歳をとってので人から批判されるのはちょっときつくなっている。多分私の考え方も随分間違っていることもあると思う。そのような時は、やはり忠告が欲しいとおもう。安倍総理のように身勝手な思考を頑なに維持するようになってはお終いだ。でもかれは一国の総理なのだ。憲法改正や、原発の再稼動などどうみても可笑しい。それに少しも耳を傾けようとしないのは問題がある。国民は選挙ででしかその評価ができない。後は私のように独り言を呟いていくしかない。一番大切なことは、やはりもっと話し合うことだと思う。いまの世の中はこの話し合うことを避けている。
今の詩人達は、詩集が送られてきても何の反応をしめさない。無関心になっているのかもしれない。一番いけないことは無関心でなかろうか。政治にも文学にも私はつねに関心をもって接していたい。
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