田川紀久雄日記
世の中が可笑しくなっている。人間の心がどこかへ消えていってしまったようだ。最低の人間のモラルも無くなってきている。昔では考えられない犯罪が多発している。携帯電話の普及によって世の中はますます馬鹿になってゆく。電車やバスののっていても殆どの人がメールを打ったり見たりしている。本を読んでいる人など少ない。世の中が便利になると大切なものをどんどん見失ってしまう。まず人と人とがあって話し合うことが少なくなる。それに手紙を書かなくなってゆく。簡単な用件はすべてメールで済ませる。人のもっている情という感覚がどんどん薄くなってゆく。
今月の生活費はピンチだ。二十五日まであと一万円しかない。医療費のお知らせがきたが、年間十万円近くも支払っていると生活がくるしいのも当然だ。詩誌の掲載料も払ってもらわないと送料代が支払えない。送料代でも月に一万円を越える。光熱費もかかるので、ストーブもない生活を送っている。貧しさも詩人にとっては大切なことだが、ある線を越えると欝的状態になる。詩語りライブで詩集代ぐらい稼ぎたいものだ。
あと二日で選挙だが、自民党が圧倒的な勝利予想だ。なぜ原発の問題が話題から消えかけている。未来の為にいまこそ原発を止めなければならない時なのに、国民は今のことばかり考えるのか、とても哀しいことだ。
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