田川紀久雄日記
下痢がなかなか治らない。これも暑さのせいなのだろうか。
九条の会の呼びかけ人の三木睦子さんが亡くなった。これからどうして九条を守ってゆくのか難しい。いのちの尊さを主張する私としても、この問題は詩の中で闘ってゆくしかない。
公明党は原発を四〇年後に廃炉としているが、なさけない党になってしまった。国民の生命を守る党として発足したのがいつの間にか、国民を裏切る党に堕落してしまった。いまの福島の人たちの苦難を少しも考えていない。
死刑廃止論者の私としては、このたび二人が実施されたことは無念だ。人間が人間の命を否定する刑法は間違いだ。被害者側の気持ちは理解するが、相手の死を願っても、解決はされないのである。死刑を求刑するのではなく、百年、二百年の刑を求めるべきだ。
操車場の発送が終った。いつも参加してくれる詩人に感謝の気持ちでいっぱいである。送料代は毎月一万円以上はかかるが、何とかしてこのまま発行を続けてゆきたい。
中村不二夫さんと高橋博子さんからカンパをいただいた。有り難い。
詩誌受贈『叢生・181号』『豹・130号』
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