無料ブログはココログ

« 田川紀久雄日記 | トップページ | 田川紀久雄日記 »

2012年8月29日 (水)

田川紀久雄日記

野田総理の大飯原発の再稼動の判断が誤った。関西電力は原発がなくても充分にまにあった。国民の節電のお陰で原発再稼動の意味を失った。このことは初めからわかっていたことではないのか。賛成派の圧力に屈しただけの話であったとしか思えない。安全装置ベントの設計ミスも東電の社内テレビ会議映像でもわかった。
東北の水不足は深刻だ。こう雨が降らないとダムの水が無くなる。いま田圃には水が必要な時期なのだ。こう猛暑がつづくと私達の身体もまいってしまう。クーラーもわが家では27度か28度で使用している。来月から電力の値上がりが始まる。家計がもうどうにもならなくなる。精神的にも不安を感じる。公務員の年金者は月に三〇万円を貰っているという。生活が保証されていることはうらやましいが、詩人にとってそれが良いかは問題だ。私の詩は苦しみの中から本当の言葉を見出してゆくのだから、別にそのことを羨むことはない。どんな生活が満ち足りていても人間にはそれだけで幸福になれるものでもない。人の幸福を願うことの中に豊かさが生まれてくる。

« 田川紀久雄日記 | トップページ | 田川紀久雄日記 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 田川紀久雄日記:

« 田川紀久雄日記 | トップページ | 田川紀久雄日記 »