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2012年6月 7日 (木)

田川紀久雄日記

美浜原発、十年延長だと、ふざけるなといいたい。保安院とはいったい何なのだろう。今国会で原発の寿命は四十年と決めることになっている。その国会も各党の思惑で波乱含みである。小沢さんが言うように消費税には反対でないが、その前にやることがあるのではといいたい。小沢さんは好きではないが、何のために民主党を国民が選んだのか、意味を失ってしまう。
現代詩がなぜつまらないのだろうか。詩集や詩誌が送られてくるが、心に響く言葉がほとんどない。魂のないロボットのようなものだ。現代は詩人の魂を見出すことが困難な時代なのかも知れない。素直に心を見つめることを何故出来ないのか。愛の苦しみや、哀しみをつねに見つめる仕事が詩人の仕事ではなかろう。現代詩は素朴な詩を嫌う傾向がある。意味の解らないちんぷんかんぷの詩が優れた詩と思っている。聖書のことばではないが、初めに言葉ありきの原点に立ち返ることも必要である。
語りの稽古をしていてもなかなか言葉の奥に踏み込めないでいる。これは理屈でどうにでもなるものではない。ただひたすら精進をする中から生まれてくるものである。ただ言葉を自分の心の奥に打ち込むことしかない。一応聲ができても、魂の聲まではなかなか到達しないものだ。だから一日一日が大切なのだ。あくなき闘いこそ人生の意味なのかもしれない。そう思って今日も聲をあげに出かけてゆく。

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