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2012年6月21日 (木)

田川紀久雄日記

昨日のボクシングは凄かった。井岡も八重樫も素晴らしい選手だ。
今日は夏至だ。昼間の時間が一番長い。窓際にあるゴウヤが風で元気がないようだ。植物は愛情を持って育てないと育たないものだ。これは人間同士にも言える。
私は詩語り馬鹿といわれる人間になりたい。聲の力で人の心を癒される人になりたいものだ。といっても巷で行なわれている媚びた癒しの聲であってはならない。あくまでの魂の聲で人の心に溶け込んでいくことだ。そういう強い心がなければ、詩語りなどできない。
何の世界でもそうだがプロとアマチヤとでは天と地の差がある。それは技術の問題ではなく、生き方そのものの差なのである。日々の生き方がプチとアマチヤの差を拡げてゆくだけだ。プロボクシングでも、なかなか生活費を稼ぐことができない。むかし喫茶店をやっていた時、王子にあるボクシングジムの人たちが来てくれていた。日本チャンピョンですらまともに飯が食べられない。プロといっても世間で言う派手な世界とは縁がない。大切なことは生き方の問題だけだ。誰にも負けない練習量だけは自慢したい。まずプロ意識をもつには、その場所から始めなければならない。ひたすら精進の世界である。詩人達の中に何人プロ意識を持った朗読を行う人がいるのだろうか。そのような詩人が出てこなければ、詩の朗読は世の中に受け入れられることがないだろう。

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