田川紀久雄日記
ネコカフェの営業時間が夜の八時までだと環境省から通達された。ネコの生態を知らないお役人の発言である。ペットショップに対してであるのがカフェにまで広げられるとはいかがなものか。ゲージにいれれば営業可能という。ネコは夜行性動物である。ネコの自由を奪う条例だ。いまだ一度もネコカェに行ったことがない。一度は行ってみたいと思っている。ネコ好きなわたしには環境省の言い分には腹立たしく感じる。
詩がパタッと書けない。愛についいて考察しているのだ、その愛が見えなくなっている。孤独死がこのところ目立つ。愛でもどうすることも出来ない。人の思いやりと金銭問題をクリアしていかねばどうにもならない。愛の問題とは別なことなのだが、やはり愛というテーマでいま追求しているので、先が視えなくなってしまった。現代は愛という問題で解決できるのはほんの一部なのだろうか。これは原発の問題とも関連してくる。福島の人たちのことを思うと辛い。故郷を失うことは断腸のおもいだろう。故郷が日本地図から消えることを意味するからだ。ただ危険地域という名でしかない。経済を優先してきた結果である。再稼動も経済優先だけの方針でしかない。そこには人間のいのちなどどうでも良いという思考がある。無理やりにもまた安全神話を作り上げる。誰もがこれでは危険だと知りながらも……。
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