田川紀久雄日記
高齢者の乗車割引カードが送られてきた。自分では老人とは少しも思わないが、世の中は勝手に老人扱いをするようになってきた。まだ精神的に若いのに老人と呼ばれるのはけしからん。世の中は早く老人になったのだから死ねといわれているようにも思われる。いまこの高齢者の医療費やその他の財源が不足している。老人ホームも満杯だという。未来にどのように対処していけばよいのか何も視えてこない。
いまの私は聲の中にいろんな思いを乗せて語りができることを望んでいる。そのために今まで生きてきたのではないか。語りの中で人明かりを求め行くしかない。現実にはそのことはとても困難なことである。だからこそその困難と闘って生きていたいのだ。一番人生で大切なことは諦めない心ではなかろうか。復興にしても反原発運動にしても諦めない気持ちが生きる勇気を与えてくる。詩集を上梓することも、無意味だと思ってしまえば、詩人の生はその瞬間終わりを告げてしまう。お金がなければパソコンで手作り印刷詩集でもじゅうぶんだ。いま私は詩誌「操車場」が手作り印刷で行なっている。だから毎月発行ができる。このエネルギーは末期ガンと闘ってきたことの中から生まれたものだ。そして多くの人たちの励ましや応援でなんとか維持されている。いつも感謝の念を忘れずに生きていたい。
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