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2011年12月19日 (月)

田川紀久雄日記

昨日川崎詩人会の忘年会の途中に気分が悪くなり帰宅した。暖房器具の下にいたのが良くなかったのだろう。私はカラオケ的な雰囲気が好きでないためかもしれない。話の中で菅さんが良かったという人がいたことにほっとした。菅さんをおいだしたのは原発推進派の人たちなのだ。いまの自民党だって菅さんを批判できない。批判をすれば原発を推進してきた党そのものの存在理由も問われるからだ。菅さんは原発廃止と自然エネルギーへの移行を打ち出した。それが野田政権になった途端あいまいな政策になってしまった。
福島の汚染地域問題も本当のところは何も打つ手がない。浪江町には本当に帰宅が出来るのだろうか。子供達がいる家庭の人たちは帰宅する気分になれないだろう。放射能の影響はそう簡単に解決できる話ではない。
来年の詩語りライブ(いのちを語ろう第4回)は、三月の十日(土)に行なう予定にした。客が来てもこなくても行なう。たった一人の叫び聲からという気持ちでいればよい。その時は詩集『神話の崩壊』も出来上がっている。私は詩を語るだけではない。語る以上多くの人に訴えかけてゆくものがある。いのちの尊さを訴えかけてゆきたい。『鎮魂歌』がギャラリーのお客様が買ってくれたと田中さんからいわれた。この画廊で数冊売れているのは有り難い。なにしろ見知らぬお客が買ってくれるのは嬉しい気持ちにさせてくれる。
野間明子さんから野菜が送られてきた。感謝。

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