田川紀久雄日記
今日は午前中病院に行かねばならない。
国会で原発のことを聴いていたが、どこか曖昧な答えばかりだ。つねに前向きにという答弁が多い。国会でのこの答弁は、何もしないということになる。放射性物質を取り込むということは、その量ではなく、それによって計り知れない障害をひき起こすということである。微量でも身体には大きな負担をかけている。
『詩と思想』で東日本大震災の特集号である。私の作品も載っているが、どこか虚しさを感じる。なにか大切なことを忘れているような気がしてならない。これは現実と言葉の差なのだろうか。掲載されて自己満足であってはならない。ひたすらこの問題を掘り下げる生き方が求められているのではないか。
今月も今日で終る。月日の経つのがとても早く感じられる。いかに日々の生き方が大切か。一日一日の努力がその人の人間性を高めてゆくのだろう。
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