田川紀久雄日記
吉本隆明があいかわらず原発に強気だ。完璧な安全装置などというが、完璧な安全装置などありえない。ここまで落ちてしまった吉本隆明の姿は情けない。そして芸能では鈴木杏がツィッターで反原発をのべているが、これに対して横槍が入り謝罪をしている。芸能の社会では反原発が堂々といえない社会らしい。それにしても福島原発から多くの放射能がまだまだ漏れ出している。放射能の量は想像をこえる量に達しているはずだ。
詩語りで何かを掴んだ気がする。それは長い日々の精進のお陰である。何かが変ったことがはっきり認識できた。本当に魂が自由になって語りができる。語りで一番大切なことは諦めないでやり続けることだ。ある時は人から避難されることもある。それも大切なことなのだと思う。芸にはこれで良いということがない。さらに前に向けて歩み続けてゆきたい。
窪島誠一郎著の『「無言館」への旅』はなかなか読んでいて引きずり込まれる本だ。島村洋二郎のことをもう少し書きたい気分にさせてくれる。
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